...荒野(あれの)に迷ふ船乘(ふなのり)の愁...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...出来る事なら船乗(ふなのり)や海軍軍人のやうな月の半分か...
薄田泣菫 「茶話」
...水夫(ふなのり)のやうに両手を洋袴(づぼん)の隠しに突込みながら言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...買うのを躊躇する人にもしも船乗(ふなのり)調子の船乗物語や...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...だれか船乗(ふなのり)が街道を通って行かなかったかと尋ねるのが常であった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...マストにのぼつたふなのりが...
新美南吉 「お月さまを」
...船(フネ)―ふなのり)イ段の仮名にあたる音がオ段にあたる音に(木(キ)―木(コ)の実...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...」船乗(ふなのり)らしい大きな...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...西洋の船乗(ふなのり)たちは...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...オーガン大佐は強い船乗(ふなのり)だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...「ふなのり」といふ語今は俗語に用ゐられて歌などに詠まれぬが如し...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...船乘業(ふなのりげふ)桂屋太郎兵衞(かつらやたろべゑ)と云ふものを...
森鴎外 「最後の一句」
...奥さんがお許し下すつたら私がその船乗場(ふなのりば)までお送りしませう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...夫人は自分達を船乗場(ふなのりば)まで馬車で送らせると云つてその用意を命ぜられるのであつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...世界の偉人が此(この)馬車に乗つて毎日停車場(ステエシヨン)や船乗場(ふなのりば)へ行(ゆ)かれるのであると思ふ時...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...頑丈な船乗(ふなのり)の体も...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼は船乗(ふなのり)の暮しを少しもつらいとは思わなかった...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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