...何というふてぶてしさだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...何たるふてぶてしさ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ふてぶてしさを身につけているのが俺には意外だった...
高見順 「いやな感じ」
...臆面もなきふてぶてしさを思うと...
太宰治 「もの思う葦」
...すさまじい顔つきで突っ立っている克子のふてぶてしさにお母さんは思わず笑いだした...
壺井栄 「赤いステッキ」
...上海くんだりまで行くようなふてぶてしさも...
徳田秋声 「仮装人物」
...そのおもかげを忘れかねてゐる富岡のふてぶてしさが口惜しかつた...
林芙美子 「浮雲」
...ふてぶてしさがあつて...
林芙美子 「子供たち」
...「ひきいて侵略するふてぶてしさと同時に...
本庄陸男 「石狩川」
...しろうとのふてぶてしさには氣づかひさへ加つてゐないと言つた...
室生犀星 「渚」
...頑固さをも大胆さをもふてぶてしさをもそこに用いなければならないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ふてぶてしさそのものであったし...
山本周五郎 「竹柏記」
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