...ふたごの片割れであった彼が...
江戸川乱歩 「双生児」
...しかし、たしかに、ふたご以上に、よくにたやつがいるんです...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...宏と実の双生児(ふたご)を引立てて意気揚々と出かけて来た...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...そして秋森家の双生児(ふたご)は殆んど決定的な犯人として警察署へ収容され...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...次に兩兒(ふたご)の島二三を生みたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ふたごというめったにないことが...
壺井栄 「柿の木のある家」
...滑川より雙生(ふたご)丘をのぞむ大船の取の稻田はろ/″\に見放くる丘の雙生しよしも雙生丘にのぼる...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...どうも双児(ふたご)の結晶らしいと思われるものは...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...二心(ふたごころ)あるもので...
新渡戸稲造 「自警録」
...少しも判らないから口惜(くや)しいじゃないか」お滝はそう言って二子山(ふたごやま)のあたりを仰ぎました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...いくら双生児(ふたご)でも...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...その子孫皆(ふたご)で金銀茶布を有し...
南方熊楠 「十二支考」
...二回めに女の子と男の双生児(ふたご)...
山本周五郎 「百足ちがい」
...あれから双子(ふたご)の山間(やまあい)へ姿を消したので...
吉川英治 「江戸三国志」
...秩父の神楽堂(かぐらどう)の下から双子(ふたご)の高原まで追いつめて行って...
吉川英治 「江戸三国志」
...二子山(ふたごやま)に見えた月が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...胸に二心(ふたごころ)はありません」――すると信長の側で...
吉川英治 「新書太閤記」
...二心(ふたごころ)はあるまいの」「ええ……」「あるまいの」「は……い……」「それでまず...
吉川英治 「宮本武蔵」
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