...彼の顔色は夜がふけるにつれて...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...自分だけの思いにふけるのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...夜がふけるにつれて...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...夜のふけると共に...
太宰治 「津軽」
...葉藏は夜のふけるとともに...
太宰治 「道化の華」
...そこで夜ふけるまで子供を肴(さかな)にして酒をのんでいた...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...夜がふけるに従つて...
徳田秋声 「のらもの」
...酒色にふけるようになった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...読書にふけることを好んだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自分の思い出にふけるこの最期の時になって...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...その嗜癖(しへき)に十分ふけるだけの隙(ひま)がなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...うっとりとふける夢想……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...俺(おれ)は酒にふけることは決してしまいという考えを抱いた...
新渡戸稲造 「自警録」
...将校は倶楽部(クラブ)で夜のふけるのも知らずに踊をおどるし...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...機嫌(きげん)よく夫人は皆と話をして夜がふけるまで座敷に出ていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その故にめんどうくさくなつて思ひふけることができなかつたかも知れないのである...
室生犀星 「故郷を辞す」
...夜のふけるをわすれて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...酒にふけるいたずらに人を謗(ぼう)しまた世を毒す豈(あに)...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索