...色眼鏡(いろめがね)をかけた亭主(ていしゅ)が開闢(かいびゃく)以来のふくれっ面(つら)をして...
芥川龍之介 「田端日記」
...誰がそんなふくれっ面の香炉を買うものか...
芥川龍之介 「田端日記」
...若い女車掌は露骨なふくれっ面をしていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...友だちの手前わざとふくれっ面(つら)をして見せたり...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...」「あいつはいつもきまってふくれっ面(つら)ばかりしてるんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ふくれっ面をしている?」「実は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ふくれっ面(つら)をもって...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ふくれっ面(つら)をしてボースンと共に...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ふくれっ面(つら)をして坐っていました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...しかしひどくふくれっ面(つら)をして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...彼はたおれながら我々に向ってふくれっ面をする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ふくれっ面をするようなことはない...
山本周五郎 「青べか物語」
...「なんでもねえならそんなふくれっ面をするな」おりつは打たれた頬へ手をやりながら...
山本周五郎 「ちいさこべ」
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