...暑さにもめげずにぴんぴんしたものだ...
有島武郎 「かんかん虫」
...あんなにぴんぴんしていられる訳がない...
海野十三 「奇賊悲願」
...ぴんぴんうごいていた...
海野十三 「透明猫」
...わしはこのとおりぴんぴんしている...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...子供(こども)のように愉快(ゆかい)そうにぴんぴんしている...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...老婆(ばんば)はまだぴんぴんしておりますが...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
...つまり身体から出してしまへばあんたの身体はもと通りぴんぴんして来る...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...あるいは頸窩(ぼんのくぼ)や頭の両側がぴんぴん痛み...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...きっとぴんぴんして...
中里介山 「大菩薩峠」
...煮え切ってぴんぴんしているものは沢山(たんと)ないようだ...
夏目漱石 「虞美人草」
...と云ってぴんぴんした達者なからだで...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「なに細君はぴんぴんしていらあね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...患者がぴんぴん歩けるので...
原民喜 「コレラ」
...うさぎはうさぎで此の小さな女の子の手にあまる菓子やくだものとふぢ子の顔とを等分に見くらべて白い耳をぴんぴんさせました...
室生犀星 「ザボンの実る木のもとに」
...もう一方の足はぴんぴんしているということになろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ぴんぴんしていてもとてもできそうにない家事の整理が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの声ぴんぴんして...
山本周五郎 「おばな沢」
...ぴんぴん生きた牝豚の目方をはかろうって言うんでございますよ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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