...ぴんぴんうごいていた...
海野十三 「透明猫」
...ぴんぴんと跳(は)ねだしたではないか...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...達者でぴんぴんしてますよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...つまり身体から出してしまへばあんたの身体はもと通りぴんぴんして来る...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...一日か二日でぴんぴんしてしまふ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ぴんぴんする聲がつづけた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...今でもぴんぴんしていて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...まだぴんぴんしてる太刀魚を...
豊島与志雄 「月明」
...はっきりした意識を持ってるぴんぴんした人体の解剖なら...
豊島与志雄 「変な男」
...子供だけが生きてぴんぴんしています...
豊島与志雄 「林檎」
...手取りの松茸(まつたけ)のぴんぴんしたやつを手料理...
中里介山 「大菩薩峠」
...きっとぴんぴんして...
中里介山 「大菩薩峠」
...煮え切ってぴんぴんしているものは沢山(たんと)ないようだ...
夏目漱石 「虞美人草」
...だから現今ぴんぴん生息している人間は皆不正直もので...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...患者がぴんぴん歩けるので...
原民喜 「コレラ」
...ただも一度(いちど)二本の足でぴんぴん歩いてあの楽地(らくち)の中の泉(いずみ)まで行きあの冷(つめ)たい水を両手(りょうて)で掬(すく)って呑(の)むことができたらそのまま死(し)んでもかまわないと斯(こ)う思うだろう...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...私は相子の方に向いてこんなにぴんぴんしているのに...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...二月二十七日さびしさの極みに堪へて天地に寄する命をつくづくと思ふ――左千夫歌集――太宰さんの気持ちがぴんぴんと胸に響いてきてたまらない...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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