例文・使い方一覧でみる「びりっ」の意味
スポンサーリンク...同時に葉子の全身は電気を感じたようにびりっとおののいた... 
有島武郎 「或る女」
...男の心はびりびりっと震え込んで一たまりも無えに極まって居らあ...
有島武郎 「かんかん虫」
...びりっ、びりっ、地ひびきがおわったと、思うと、ズズーンという大きな音がした...
海野十三 「恐竜島」
...びりっと無電室の壁をゆすぶった...
海野十三 「太平洋魔城」
...それから一番びりっこの学生でもなんでもいい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...こら、健のぐずま、健のびりっこ、びりかす、びり等賞よ、馬鹿くそよ！」「健、ほたって草履ぬぎよったんで...
壺井栄 「大根の葉」
...余人ならぬがんりきの百をみくびりっこなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありもしない自分の着物をびりびりっと引き裂いて了う...
細井和喜蔵 「モルモット」
...手袋がびりっと裂け...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...びりっとした身ごなしで...
吉川英治 「新書太閤記」
...窪んだ眼のうえでびりっとうごいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「はい」城太郎は眉をびりっとさせた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...びりっこけじゃあるまいな...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...にんじん――びりっこけの奴（やつ）も...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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