...辞書にあるどんなむずかしい言葉にも決してひるむことはない...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...いささかもひるむところなく...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...怪賊はこの難境にひるむどころか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ひるむ色もなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...竹内があっとひるむ所を...
豊島与志雄 「反抗」
...米友は更にひるむということを知らないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひるむところを付け入って捕(と)る...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後のことはこの平次が引受けます」平次はひるむ色なく詰め寄るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...灰の目潰(めつぶ)しの中に、ひるむガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掌(てのひら)を打たれひるむところを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひるむところへ飛込んだ八五郎が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな事でひるむ女ではなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今ひるむのは白痴(はくち)しかあるまい...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ひるむ理由は何もない」「望み通りにしまさあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...頭をもたげひるむことなく...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...肩なる髪は眼子菜(ひるむしろ)のやうに戦(そよ)ぐ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...牛渚だ」「物々しい敵の備え」「矢風にひるむな...
吉川英治 「三国志」
...小文治どのひるむなッ」龍太郎は果心居士の手もとにいただけに...
吉川英治 「神州天馬侠」
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