...が、呂馬通は、存外ひるまない...
芥川龍之介 「英雄の器」
...泰さんはさらにひるまないで...
芥川龍之介 「妖婆」
...明智は少しもひるまない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...精神は決してひるまない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ジェファースン・ホープはちっともひるまない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...一向ひるまないお銀様には...
中里介山 「大菩薩峠」
...女ひでりの世じゃあるまいし」お角さんにけし飛ばされても取巻はひるまない...
中里介山 「大菩薩峠」
...茂公の即興はひるまない...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなかひるまない...
中里介山 「大菩薩峠」
...一向にひるまない...
中里介山 「大菩薩峠」
...一握りの無学労務者などひるまない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...敵も触手を投げ、威嚇(いかく)して、今度こそ俺の番だと、ひるまない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...決心がひるまないとも限りません...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...わたしの親方は乱暴(らんぼう)な相手(あいて)の気勢(きせい)にはちっともひるまないで答えた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...少佐は少しもひるまない...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...非常に質の緻密な知性とそのひろやかさと歴史の洞察への長くひるまない視線から射出されるものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...現実のひどさを見ていてそれにひるまないで暖さも賢さも正しさも見失うまいとしている態度...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼が何ごとにもひるまないからこそ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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