...ひよこり/\と高くなり低くなりして歩いて行くのがよく見えた...
有島武郎 「お末の死」
...ひよこりと周二さん来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...ひよこりと樹明君...
種田山頭火 「其中日記」
...それでもかまはず倦(う)まず撓(たゆ)まずつづけるうちある日彼は虱のやうにへばりついてる席をはなれひよこひよことそばへきてれいの舌たらずみたいに「□□さーんーはーいーいーひーとーだ」といふなり ふ...
中勘助 「銀の匙」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...鶏さん雛(ひよこ)の母(かか)さん鶏さん鳥屋に買はれてゆきました大寒 小寒で寒いのに雛と わかれてゆきました雛に わかれた母鶏(ははどり)さん鳥屋で さびしく暮すでせう...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...君のひよこをすこしわけてくれないかね...
林芙美子 「お父さん」
...出来たてのきばでひよこをつきさしてむしゃむしゃ食べました...
林芙美子 「お父さん」
...その莚の上にひよこひよこ動いてゐる男が...
原民喜 「夏の花」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...八つの かわいらしい ひよこがうまれました...
村山籌子 「にはとり は みんな しあわせ」
...ひよこたちは、みんな、ちひさなあしで ピヨン ピヨン、チヨコ、チヨコと はねたり かけたり、おほさわぎ...
村山籌子 「にはとり は みんな しあわせ」
...西洋にひよこりと日本人が出て來て...
森林太郎 「混沌」
...雛(ひよこ)は置こうかと云いますが...
森鴎外 「鶏」
...ほかのひよこといっしょに育ったが...
山本周五郎 「青べか物語」
...汚ない草履ばきでひよこひよこ出かけるので...
吉川英治 「折々の記」
...雛鶏(ひよこ)たちを呼び集める...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...やすらかに足うちのばしわが聞くや蚊帳に来て鳴く馬追虫をめづらしく蚊帳に来ていま鳴き出でし馬追虫の姿をぞおもふ家人のねむりは深し蚊帳にゐて鳴くうまおひよこゑかぎり鳴け...
若山牧水 「秋草と虫の音」
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