...屡(しばしば)誹謗(ひぼう)致され候由...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...摩利の教を誹謗(ひぼう)したり...
芥川龍之介 「邪宗門」
...一人の俳人のそれを低声に誹謗(ひぼう)しつつあるのを聞きながら余はうつらうつらと夢に入った...
高浜虚子 「子規居士と余」
...不備に対して当事者を攻撃し誹謗(ひぼう)する事よりもむしろ当事者の味方になり...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...自分の判断にいつも誹謗(ひぼう)的精神を加えていたから...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もし誹謗(ひぼう)の記事を見出したら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...『街巷新聞』に出ていた記事は誹謗(ひぼう)でも中傷でもない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...世人(せじん)が彼を誹謗(ひぼう)するときは...
新渡戸稲造 「自警録」
...「無能な肯定――」と公言して明らかにフランクを誹謗(ひぼう)した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...誹謗(ひぼう)の類はいずれも不徳のいちじるしきものなれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...誹謗(ひぼう)中傷がダッシュウッド邸に浴びせられることもなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...さして咎むべき誹謗(ひぼう)ではなかったといえる...
山本周五郎 「新潮記」
...酒井侯ばかりでなく幕府ぜんたいを誹謗(ひぼう)するものだ」「ではうかがいます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お奉行を誹謗(ひぼう)したりしていましたからね...
吉川英治 「大岡越前」
...ご新政をひぼうするものとして...
吉川英治 「私本太平記」
...多少の異議誹謗(ひぼう)はあっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...誹謗(ひぼう)する声が...
吉川英治 「新書太閤記」
...政談や誹謗(ひぼう)はやらないと規定している...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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