例文・使い方一覧でみる「ひと目見る」の意味
スポンサーリンク...おもいもよらぬみんなはその人の顔をひと目見ると... 
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...こわれた仏像をひと目見ると...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...彼自身の影像をひと目見るなり...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...指さす方をひと目見ると...
江戸川乱歩 「影男」
...この異様な人影をひと目見ると...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...ちょうど月代りの最後の日で、呉服橋からは、せんぶりの千太が高慢ちきな顔をして出張（でば）って来て、ひと目見るなり、こりゃア、虎列剌だ、まぎれはねえ、で引きとって行った...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...男蝶（おちょう）女蝶（めちょう）の子供はひと目見るより...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...三十郎の顔をひと目見ると...
久生十蘭 「生霊」
...ひと目見るなり、とてもどうも、われわれの力ではと尻込みをする...
久生十蘭 「魔都」
...というのはひと目見るとルネル氏は意外にも彼女を認めて彼の妻となることを要求したからである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...エドヴィナ伯爵はその邸へはいってアンジェリカの妹をひと目見ると...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...女は夫のすがたをひと目見るなり...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「三枚のヘビの葉」
...お姫さまをひと目見るなり...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「白ヘビ」
...ひと目見るなり、太陽も、風も、空気も、人の頬（ほ）も、さつと真赤（まつか）に酔（ゑ）はされる愛と匂（にほ）ひの桃の花...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...受命于天（めいをてんにうけて）既寿永昌（きじゅえいしょう）孔明はひと目見るやたいへん驚いて...
吉川英治 「三国志」
...ひと目見ると、孔明は、「ゆるせ、罪は、予の不明にあるものを」と、面（おもて）を袖におおうて、床（ゆか）に哭（な）き伏した...
吉川英治 「三国志」
...外の景色をひと目見ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...岩と岩の隙間からひと目見ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索