例文・使い方一覧でみる「ひと息」の意味


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...やがてひと息つくと...   やがてひと息つくとの読み方
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」

...それですよ」と技師はひと息して...   それですよ」と技師はひと息しての読み方
大阪圭吉 「坑鬼」

...大津波が来るとひと息に洗い去られて生命財産ともに泥水(どろみず)の底に埋められるにきまっている場所でも繁華な市街が発達して何十万人の集団が利権の争闘に夢中になる...   大津波が来るとひと息に洗い去られて生命財産ともに泥水の底に埋められるにきまっている場所でも繁華な市街が発達して何十万人の集団が利権の争闘に夢中になるの読み方
寺田寅彦 「災難雑考」

...ひと息ふた息の間にあった...   ひと息ふた息の間にあったの読み方
中勘助 「母の死」

...親分」「もうひと息だ...   親分」「もうひと息だの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それでようやくひと息つきました...   それでようやくひと息つきましたの読み方
久生十蘭 「ハムレット」

...わが胸こがす恋の息(いき)今つく熱きひと息(いき)に...   わが胸こがす恋の息今つく熱きひと息にの読み方
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」

...彼はもうひと息でわたしの宿へ着くというところまで来ていて殺されたのであった...   彼はもうひと息でわたしの宿へ着くというところまで来ていて殺されたのであったの読み方
松本泰 「謎の街」

...ひと息ごとに顔が赤く照らしだされるほど...   ひと息ごとに顔が赤く照らしだされるほどの読み方
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」

...「もうひと息ってとこだったじゃねえか...   「もうひと息ってとこだったじゃねえかの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...ようやくひと息ついて...   ようやくひと息ついての読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...蝶二つ飛びたつさまの光かな矢代千鶴子様矢代はひと息に手紙を書きすすめた...   蝶二つ飛びたつさまの光かな矢代千鶴子様矢代はひと息に手紙を書きすすめたの読み方
横光利一 「旅愁」

...ひと息にいうことも...   ひと息にいうこともの読み方
横光利一 「旅愁」

...わが胸こがす恋の息今つく熱きひと息に...   わが胸こがす恋の息今つく熱きひと息にの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...「もうひと息だぞ! この秋までだ!」寒竹の鞭(むち)は...   「もうひと息だぞ! この秋までだ!」寒竹の鞭はの読み方
吉川英治 「鬼」

...宮以下の公卿軍は」こう訊きながら義貞はひと息ついた...   宮以下の公卿軍は」こう訊きながら義貞はひと息ついたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...午(ひる)、ひと息入れて、やがて午すぎの未(ひつじ)の刻(こく)を期し、その決定が諸将へ披露された...   午、ひと息入れて、やがて午すぎの未の刻を期し、その決定が諸将へ披露されたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「高木龍耳軒!」三位卿は読みあげるようにひと息で言った...   「高木龍耳軒!」三位卿は読みあげるようにひと息で言ったの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「ひと息」の読みかた

「ひと息」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ひと息」

「ひと息」の英語の意味


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