...ひとり息子だったのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「お墓の中の坊や」
...けれどもそのひとり息子...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...式部の秘蔵のひとり息子で容貌(ようぼう)華麗...
太宰治 「新釈諸国噺」
...私はまたひとり息子でもあり...
太宰治 「断崖の錯覚」
...ひとり息子の重病で...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...寝ている病人というのがそのひとり息子と後で聞いては...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...つくづくひとり息子なぞに生まれるものではない! と...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...その時も儘(まま)ならぬひとり息子の身の上を...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...藤沢の町に小さい雑貨屋を営んでいたひとり息子で...
田中英光 「さようなら」
...そしてそれがひとり息子であったりすれば英雄の価値(かち)はいっそう高くなった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...たくさんの少年志願兵のなかに親に無断のひとり息子が三人も出て...
壺井栄 「二十四の瞳」
...彼は金持ちでひとり息子であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ひとり息子(むすこ)の和太郎さんをそだててくれたおかあさんを...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...この優しい氣持のひとり息子は...
長谷川時雨 「四人の兵隊」
...中学へ通っているひとり息子のために...
山之口貘 「雨あがり」
...正二郎というひとり息子がいて...
山本周五郎 「契りきぬ」
...この老母のひとり息子というのは...
吉川英治 「親鸞」
...関屋孫兵衛というひとり息子...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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