例文・使い方一覧でみる「ひととおり」の意味


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...翁はこの主人とひととおり...   翁はこの主人とひととおりの読み方
芥川龍之介 「秋山図」

...それ以後しばしば往来して文学上の思想を交換すると共に文壇の野心を鼓吹(インスパヤ)された事は決して尋常(ひととおり)でなかった...   それ以後しばしば往来して文学上の思想を交換すると共に文壇の野心を鼓吹された事は決して尋常でなかったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...ひととおり話をきくと...   ひととおり話をきくとの読み方
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」

...ひととおりようすをさぐってしまうと...   ひととおりようすをさぐってしまうとの読み方
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」

...父子相伝(ふしそうでん)のこの著述がだいたい最初の構想どおりの通史(つうし)がひととおりでき上がった...   父子相伝のこの著述がだいたい最初の構想どおりの通史がひととおりでき上がったの読み方
中島敦 「李陵」

...どうかこうか掃除がひととおり済んだ時は二人ともだいぶ親しくなった...   どうかこうか掃除がひととおり済んだ時は二人ともだいぶ親しくなったの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...けれどもひととおり古い都の臭(におい)を嗅(か)いで歩くうちに...   けれどもひととおり古い都の臭を嗅いで歩くうちにの読み方
夏目漱石 「門」

...ひととおり背後をふりかえってからせんこくの奇態な殺人事件を...   ひととおり背後をふりかえってからせんこくの奇態な殺人事件をの読み方
西尾正 「放浪作家の冒険」

...ひととおり新聞を読むのが愉しみ...   ひととおり新聞を読むのが愉しみの読み方
林芙美子 「生活」

...平凡な娘がひととおりはそのようなものに眼を通す...   平凡な娘がひととおりはそのようなものに眼を通すの読み方
林芙美子 「文学的自叙伝」

...君香は、ひととおり、輪郭を話して、ため息をつくように、「そんな思いきったことするのは、お京はんに定(き)まったる...   君香は、ひととおり、輪郭を話して、ため息をつくように、「そんな思いきったことするのは、お京はんに定まったるの読み方
火野葦平 「花と龍」

...三年の修業をすればひととおりの歴史・窮理書を知り...   三年の修業をすればひととおりの歴史・窮理書を知りの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...吾人(ごじん)の眼を楽しませることひととおりではない...   吾人の眼を楽しませることひととおりではないの読み方
牧野富太郎 「植物知識」

...ひととおりでない心配や悲しみにもおかれていると思う...   ひととおりでない心配や悲しみにもおかれていると思うの読み方
宮本百合子 「漁村の婦人の生活」

...一通(ひととおり)わからぬこともないが...   一通わからぬこともないがの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...「これでひととおりの話は終りです」と藤吉は二本めの徳利を取って...   「これでひととおりの話は終りです」と藤吉は二本めの徳利を取っての読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...ひととおりやって気が済んだら山をおりるんだな」「それを云うためにわざわざ来たのか」「いや...   ひととおりやって気が済んだら山をおりるんだな」「それを云うためにわざわざ来たのか」「いやの読み方
山本周五郎 「ちくしょう谷」

...その茶をひととおりはやる...   その茶をひととおりはやるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「ひととおり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ひととおり」


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