...杉板でつくった十枚ひとそろえの懸垂装飾には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それについておもい出しますのは父は伽羅(きゃら)の香とお遊さんが自筆で書いた箱がきのある桐(きり)のはこにお遊さんの冬の小袖(こそで)ひとそろえを入れてたいせつに持っておりましてあるときわたくしにその箱のなかのしなじなを見せてくれたことがござりました...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...あとはお髪(ぐし)道具がひとそろえあるだけでございます」「そのほかにはもうないのか...
山本周五郎 「日本婦道記」
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