例文・使い方一覧でみる「ひとしお」の意味


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...白樺の幹は艶々と白く、落葉松の幹は濡れて、ひとしお黒い...   白樺の幹は艶々と白く、落葉松の幹は濡れて、ひとしお黒いの読み方
石川欣一 「可愛い山」

...廉平は一層(ひとしお)慰めかねる...   廉平は一層慰めかねるの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...薫が一汐(ひとしお)高くなった...   薫が一汐高くなったの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...私は戦争の時にひとしお深くそれを感じます...   私は戦争の時にひとしお深くそれを感じますの読み方
太宰治 「惜別」

...ひとしお感激の念を禁じ得ないものがあった...   ひとしお感激の念を禁じ得ないものがあったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...一入(ひとしお)...   一入の読み方
外村繁 「澪標」

...一入(ひとしお)哀悼に堪えないのである...   一入哀悼に堪えないのであるの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...今日は一入(ひとしお)変である...   今日は一入変であるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...久しく会わなかった姉の老けた様子が一層(ひとしお)健三の眼についた...   久しく会わなかった姉の老けた様子が一層健三の眼についたの読み方
夏目漱石 「道草」

...「秋日和(あきびより)の庭は一入(ひとしお)の風情だろう...   「秋日和の庭は一入の風情だろうの読み方
野村胡堂 「礫心中」

...またひとしおの趣あり...   またひとしおの趣ありの読み方
三宅花圃 「藪の鶯」

...ひとしおなつかしく思われる故郷に...   ひとしおなつかしく思われる故郷にの読み方
宮本百合子 「故郷の話」

...ところによっては往来のこのあかりがひとしお淋しく感じさせます...   ところによっては往来のこのあかりがひとしお淋しく感じさせますの読み方
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」

...その感慨もひとしおであったわけである...   その感慨もひとしおであったわけであるの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...犠牲を犠牲の意義に生かしきッて散った花のいのちは、いかにもきれいで、あとかたもない野の露は、ひとしお、あわれというほかない...   犠牲を犠牲の意義に生かしきッて散った花のいのちは、いかにもきれいで、あとかたもない野の露は、ひとしお、あわれというほかないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...「ああ、さしたるお方とも知らず」と、朱同はことごとく感動に打たれ、ひとしお、その人を見直した...   「ああ、さしたるお方とも知らず」と、朱同はことごとく感動に打たれ、ひとしお、その人を見直したの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...山攻めとは、怖れながら、間近の敵を詐(いつわ)る詭計(きけい)にござりまする」「法皇は、それを、ご存じか」「俊寛法師の鹿(しし)ヶ谷(たに)山荘にも、ひそかに、行幸(みゆき)ましまして、このたびの盟約には、ひとしお、お力を入れているように承(うけたまわ)りまする」清盛は、入道頭を、ついと横へ向けた...   山攻めとは、怖れながら、間近の敵を詐る詭計にござりまする」「法皇は、それを、ご存じか」「俊寛法師の鹿ヶ谷山荘にも、ひそかに、行幸ましまして、このたびの盟約には、ひとしお、お力を入れているように承りまする」清盛は、入道頭を、ついと横へ向けたの読み方
吉川英治 「親鸞」

...晩春の夜をひとしお心細く降ってきた...   晩春の夜をひとしお心細く降ってきたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「ひとしお」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ひとしお」


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