...いずれ盛衰記の一条(ひとくだり)あるべけれど...
泉鏡花 「一景話題」
...荒芽山(あらめやま)の音音(おとね)の隠れ家に道節(どうせつ)と荘介(そうすけ)が邂逅する一条(ひとくだり)や...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...ひとくだりの長い文句をいっきにしゃべりおわるたびに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...ヴヱルレーヌが詩のひとくだり...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...財布の一条(ひとくだり)は実地の話だった...
夏目漱石 「僕の昔」
...「それにつきては一条(ひとくだり)のもの語(がたり)あり...
森鴎外 「文づかひ」
...」「されどこの一件(ひとくだり)のことはファブリイス夫人こころに秘めて族(うから)にだに知らせ玉はず...
森鴎外 「文づかひ」
...「それにつきては一条(ひとくだり)のもの語りあり...
森鴎外 「文づかい」
...ひそかに頼みまつりぬ」「されどこの一件(ひとくだり)のことはファブリイス夫人こころに秘めて族(うから)にだに知らせたまわず...
森鴎外 「文づかい」
便利!手書き漢字入力検索