例文・使い方一覧でみる「ひたむきに」の意味
スポンサーリンク...虫のついた大黒柱のように家ぐるみひたむきに没落の道をたどっていたのだった... 
大阪圭吉 「三狂人」
...わたしは前より増してひたむきに...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...彼女は唯ひたむきに芸術と私とへの愛によって生きていた...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...ひたむきに一心不乱に歩いて...
太宰治 「新ハムレット」
...ひたむきに感情を表白することが出来る（勿論...
種田山頭火 「其中日記」
...私はひたむきに久万へ――松山へといそいだ...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...ひたむきに生きようとしているようだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...ただひたむきにネルロの跡を追うばかりです...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...ガラッ八に案内されて平次はひたむきに飛びました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なぜその苦しみとひたむきに戦わなかったか...
長谷川時雨 「九条武子」
...一気にひたむきに放出されたのである...
服部之総 「福沢諭吉」
...時折りひたむきに創作すること以外に何ができるでしょう」このほうが正確であった...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...ひたむきに繍の針をはこんでいる采女たちの姿が浮んでくる...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...ひたむきに刺している...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...菊二はひたむきに慕っているようだ...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...そこでひたむきに稼いでいる彼の姿を想いやったとき...
山本周五郎 「柳橋物語」
...今年もまた私はひたむきに書くだろう...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...その一端が、禅門に走り、または武者修行となって、ひたむきに、道を求めていたであろうことも考えられる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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