...二つの古い肘掛(ひじかけ)いすに腰(こし)かけているのが見えました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...どっしりと据(す)えた肘掛椅子(ひじかけいす)にうずくまって...
海野十三 「怪塔王」
...肘懸椅子(ひじかけいす)に凭(もた)れ...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...その名画の向い側においてある肘掛椅子(ひじかけいす)のところまで歩いていって...
海野十三 「すり替え怪画」
...そこの肘掛(ひじかけ)椅子に腰をかけられたが...
江戸川乱歩 「悪霊」
...「履物(はきもの)をお検(しら)べになりましたか」白麻で覆ったひじかけ椅子(いす)にドッカリ腰を下すと...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...妙子はひとり肘掛窓(ひじかけまど)に腰掛けて晴れた晩秋の空を見上げていたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...乳母は肘掛椅子(ひじかけいす)に腰をおろす...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...肱掛椅子(ひじかけいす)の前で踊っていたものだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ジャンナン氏は肱掛椅子(ひじかけいす)にすわり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...肱掛椅子(ひじかけいす)の布団(ふとん)に顔を埋めながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...寝室には同じく藁をつめた肱掛椅子(ひじかけいす)が一つあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それから市長の肱掛椅子(ひじかけいす)の後ろ数歩の所に立ち止まったのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小さくして肱掛椅子(ひじかけいす)にも施されていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...肱掛椅子(ひじかけいす)のまま会場に運ばれたハイドンは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...デュパンは自分のいつもの肘掛椅子(ひじかけいす)のなかにじっと腰を下ろして...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...礼服姿の男が暖炉の前で大きな肘掛(ひじかけ)椅子に座っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...イスのひじかけの上にのぼらなければならないのです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
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