例文・使い方一覧でみる「ひげづら」の意味

...も一人の髯面（ひげづら）の駅夫は... も一人の髯面の駅夫はの読み方
石川啄木「鳥影」

...のちにひげづら男の姉川五郎に掘り出されて... のちにひげづら男の姉川五郎に掘り出されての読み方
海野十三「少年探偵長」

...鬚面（ひげづら）に黒眼鏡を掛け... 鬚面に黒眼鏡を掛けの読み方
海野十三「地球盗難」

...この室内には一行六人の外に彼等を連れてきた逞（たくま）しい髭面（ひげづら）の番人が一人... この室内には一行六人の外に彼等を連れてきた逞しい髭面の番人が一人の読み方
海野十三「東京要塞」

...ごそごそする髯面（ひげづら）を左右にふった... ごそごそする髯面を左右にふったの読み方
海野十三「四次元漂流」

...道夫はそのとき老人が髯面（ひげづら）に色眼鏡をかけているのを見て取った... 道夫はそのとき老人が髯面に色眼鏡をかけているのを見て取ったの読み方
海野十三「四次元漂流」

...髯面（ひげづら）... 髯面の読み方
江見水蔭「怪異黒姫おろし」

...憔悴（やつれ）切った髭面（ひげづら）を並べて... 憔悴切った髭面を並べての読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...六尺豊かの髯面（ひげづら）の大男の... 六尺豊かの髯面の大男のの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...赭顔（あからがお）・鬚面（ひげづら）のその容貌（ようぼう）を醜いと感じた俺（おれ）も... 赭顔・鬚面のその容貌を醜いと感じた俺もの読み方
中島敦「悟浄歎異」

...髯面（ひげづら）の大僧（おおぞう）の癖にしかも教師じゃありませんか」「さよう教師ですからな」と御客さんが云うと... 髯面の大僧の癖にしかも教師じゃありませんか」「さよう教師ですからな」と御客さんが云うとの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...モシヤモシヤの髭面（ひげづら）をいきませて... モシヤモシヤの髭面をいきませての読み方
南部修太郎「一兵卒と銃」

...銭形の親分はさすがに眼が高（たけ）え」書き損ねの達磨（だるま）のような髯面（ひげづら）を歪（ゆが）めて... 銭形の親分はさすがに眼が高え」書き損ねの達磨のような髯面を歪めての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...髯面（ひげづら）が紛れもありません... 髯面が紛れもありませんの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...わめき立てる髯面（ひげづら）の男は... わめき立てる髯面の男はの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...威張ってあるきまわり……それを拝んでいた髯面（ひげづら）の大男は... 威張ってあるきまわり……それを拝んでいた髯面の大男はの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...そう云う青木のニヤニヤした鬚面（ひげづら）をふり返った... そう云う青木のニヤニヤした鬚面をふり返ったの読み方
夢野久作「一足お先に」

...綽名（あだな）をバテレンとも神父サンとも呼ぶ髯面（ひげづら）の老工員が... 綽名をバテレンとも神父サンとも呼ぶ髯面の老工員がの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」

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