...贔屓(ひいき)にしていた家だそうである...
芥川龍之介 「上海游記」
...私(わつち)の贔屓(ひいき)の鼠小僧を何だと思つてゐやがる...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...タカムラが、ひいきの馬が、みごとに勝ったんだ! それでよかった...
犬田卯 「競馬」
...どうひいき目に見ても...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...やはり内々ごひいきだつた畠山の御一族を心ならずも失ひなされてからは...
太宰治 「右大臣実朝」
...どうひいき目に見てもわれわれには俳諧とは思われないのである...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...お前(めえ)が特別の御贔屓(ごひいき)にあずかっている殿様へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...御贔屓(ごひいき)の檀那(だんな)方の後押しで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愛顧(ひいき)は有がたきもの...
樋口一葉 「大つごもり」
...贔屓目(ひいきめ)は妙なものにて...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...贔屓(ひいき)のお客の身の上を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あなたが余り御ひいきなんで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...母の方は自分の身内だけに向うへ贔負(ひいき)をするかも知れんが東京へ来てあの天女(てんにょ)の如(ごと)きお登和嬢を見れば誰だって賛成しない人はなかろう」小山「アハハ君の眼からは天女に見えても猜疑(さいぎ)という色眼鏡(いろめがね)で視られると天女が悪魔と思われる事もあるからね...
村井弦斎 「食道楽」
...芸者といふはかうしたものと贔屓(ひいき)する人に望まれて...
森鴎外 「そめちがへ」
...ごひいきのお客だから...
山本周五郎 「契りきぬ」
...幾ぶん贔屓目(ひいきめ)があるとしても...
吉川英治 「新書太閤記」
...ごひいきの旦那衆から...
吉川英治 「新・水滸伝」
...贔屓(ひいき)のひき倒しというやつでござるの』『それそれ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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