...ぱんと酒の色形(いろかたち)は変らずといえども...
芥川龍之介 「おぎん」
...ぱんぱんと鉄砲(てっぽう)をうつような音も聞こえていた...
有島武郎 「火事とポチ」
...すぐに指先をぱんとたたかれるのですから...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...はずれて戸はぱんとひらきました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...それから女の子は、ぱんと、ねどこからはねおきて、おっかさんのくびのまわりにかじりついて、おっかさんのひげをひっぱりながら、こういいました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...ぱんぱんぱんとやられちまうところだった」「すると...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...かれもピストルをとりなおして怪物群をぱんぱんとうった...
海野十三 「海底大陸」
...ぱんぱんと怪塔王をねらいうちしましたが...
海野十三 「怪塔王」
...ぴんぱんぴんぱんというように遠く聞える...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...ぴんぱんぴんぱんと云うように聞える...
太宰治 「女の決闘」
...ぱんぱんと拍手(かしわで)を打ち...
太宰治 「新釈諸国噺」
...台を手でぱんぱんと叩き...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...指で弾(はじ)くとぱんぱんと音がするほどよく張られたよい紙に...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ぱんと、重ね蓋が、口をあいた...
吉川英治 「大岡越前」
...杖を二つにぱんと割った...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぱんと首カセの蝶番(ちょうつが)いが刎(は)ね...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ぱんと喰らわせて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ぱんと又十郎の木剣が鳴った...
吉川英治 「柳生月影抄」
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