...ぱったり遠のいてしまったから...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...その直後に連絡がぱったり切れてしまったのです...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ぱったり断ち切られてしまって...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...シルヴァーが綱を荒々しくひっぱったり人殺しのような眼付で私を睨みつけたりしたのは...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それでぱったり静まるのである...
寺田寅彦 「高原」
...だんだんに暴れ出して窓枠の盆栽の蘭の葉を引っぱったりして附添いの親爺(おやじ)を困らせた...
寺田寅彦 「札幌まで」
...ぱったり足がたえてしまって...
徳田秋声 「あらくれ」
...ぱったり出逢ったのだ...
豊島与志雄 「或る素描」
...ぱったり出逢った時...
豊島与志雄 「或る素描」
...ぱったり顔を合して...
豊島与志雄 「変な男」
...夕方から風がぱったりと止んだ...
豊島与志雄 「変な男」
...先生はそのままぱったり泥の上に倒れた...
永井隆 「長崎の鐘」
...そのうちにぱったり止んで何の物音も聞えなくなったと思うと...
牧逸馬 「土から手が」
...それからぱったり来なくなった...
水野葉舟 「北国の人」
...地震の始まる二日前の七月十九日から有珠岳の北にある洞爺(とうや)湖で魚がぱったり釣れなくなった(今村明恒...
武者金吉 「地震なまず」
...金槌(かなづち)や手斧の音がぱったりやんだ...
森鴎外 「普請中」
...紳士はそれぎりもうぱったり来なくなったので...
横光利一 「馬車」
...ぱったり道で会ったりすると...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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