...この一点については論者輩(ろんしゃはい)がいかに千言万語(せんげんばんご)を重(かさ)ぬるも到底(とうてい)弁護(べんご)の効(こう)はなかるべし...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...万劫(ばんごう)の煩悩を起した...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...」「おっと……番毎(ばんごと)怯(おび)えるな...
泉鏡花 「縁結び」
...江戸小日向(こひなた)にある切支丹屋敷から蛮語(ばんご)に関する文献を取り寄せて...
太宰治 「地球図」
...渡番小屋(わたしばんごや)にペンキ塗の広告看板かゝりては簑(みの)打ち払う風流も似合うべくもあらず...
寺田寅彦 「半日ある記」
...ばんごうッ...
新美南吉 「子どものすきな神さま」
...」と十二人の兵隊(へいたい)がばんごうをいってしまいました...
新美南吉 「子どものすきな神さま」
...番毎(ばんごと)格子戸に鉢合せをして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは」「番毎(ばんごと)仲間が釣られるから」「下らない事を言やがる」二人は無駄の掛け合ひでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...フロプシーと ぴょんぴょんじいさんは ばんごはんの ときにも 口げんか...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...小言ときたら番毎(ばんごと)だった...
正岡容 「圓太郎馬車」
...富沢(とみざわ)は地図のその点に橙(だいだい)を塗(ぬ)って番号(ばんごう)を書きながら読んだ...
宮沢賢治 「泉ある家」
...ところが一方にネブタは蕃語(ばんご)ならんという説があって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...伊良湖崎(いらこざき)から志摩(しま)の国へわたるが一ばんご無事かとぞんじますが」「どんな荒海...
吉川英治 「神州天馬侠」
...すぐ蛮語(ばんご)の呪文(じゅもん)をとなえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...南蛮呉服(なんばんごふく)をつんできた親船(おやぶね)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...木戸(きど)の番小屋(ばんごや)の前に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...万語(ばんご)お詫(わ)び申しあげるつもり――)そんな意味に...
吉川英治 「松のや露八」
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