例文・使い方一覧でみる「ばらり」の意味


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...その中(うち)に婆やが畳の上に握っていた碁石をばらりと撒(ま)くと...   その中に婆やが畳の上に握っていた碁石をばらりと撒くとの読み方
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」

...何心(なにごころ)なく、眩(まばゆ)がつて、すツとぼ/\、御覽(ごらん)の通(とほ)り高足駄(たかあしだ)で歩行(ある)いて來(く)ると、ばらり/\、カチリてツちや砂利(じやり)を投(な)げてるのが、離(はな)れた所(ところ)からも分(わか)りましたよ...   何心なく、眩がつて、すツとぼ/\、御覽の通り高足駄で歩行いて來ると、ばらり/\、カチリてツちや砂利を投げてるのが、離れた所からも分りましたよの読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...髪をばらりと振(ふ)って...   髪をばらりと振っての読み方
泉鏡花 「縁結び」

...この海原力三(うなばらりきぞう)という船員が話して聞かせた...   この海原力三という船員が話して聞かせたの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...海原力三(うなばらりきぞう)その人だったことだ...   海原力三その人だったことだの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...海原力三(うなばらりきぞう)は無罪となり...   海原力三は無罪となりの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...待っていたように油紙はばらりととけ...   待っていたように油紙はばらりととけの読み方
海野十三 「幽霊船の秘密」

...ばらりと縁側に撒いてやる...   ばらりと縁側に撒いてやるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...ばらりと落ち散る事がある...   ばらりと落ち散る事があるの読み方
太宰治 「散華」

...それに順々に十両ずつばらりばらりと投げ入れて百両...   それに順々に十両ずつばらりばらりと投げ入れて百両の読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...ばらりとした眉毛...   ばらりとした眉毛の読み方
近松秋江 「黒髪」

...ちょうどこんなすがすがしい初夏の宵にふさわしいばらりとした顔であった...   ちょうどこんなすがすがしい初夏の宵にふさわしいばらりとした顔であったの読み方
近松秋江 「黒髪」

...黄なる桜の一葉ばらりと散りぬ...   黄なる桜の一葉ばらりと散りぬの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...親(おや)に成(な)つた一人(ひとり)が八本(ほん)の綱(つな)の本(もと)を掴(つか)んで一度(ど)ぎつと指(ゆび)へ絡(から)んでばらりと投(な)げ出(だ)すと...   親に成つた一人が八本の綱の本を掴んで一度ぎつと指へ絡んでばらりと投げ出すとの読み方
長塚節 「土」

...席亭(せきてい)に出ても鉢巻のようなものをして自慢の髪を――ある折はばらりと肩ぐらいで切っている事もあった...   席亭に出ても鉢巻のようなものをして自慢の髪を――ある折はばらりと肩ぐらいで切っている事もあったの読み方
長谷川時雨 「明治美人伝」

...頃合いを計って樹上からばらりと投げたのは蜘蛛手取りの縄羂(なわわな)新九郎の頭からかぶせてグッと手繰(たぐ)ったので...   頃合いを計って樹上からばらりと投げたのは蜘蛛手取りの縄羂新九郎の頭からかぶせてグッと手繰ったのでの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...咄嗟(とっさ)に裃(かみしも)の前をばらりッと刎ねて...   咄嗟に裃の前をばらりッと刎ねての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...彼方(かなた)の頼朝夫妻の席で、断(き)って落したように、ばらりッと、簾(れん)が落ちた...   彼方の頼朝夫妻の席で、断って落したように、ばらりッと、簾が落ちたの読み方
吉川英治 「日本名婦伝」

「ばらり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ばらり」


ランダム例文:
神国   ゲーン   土鳩  

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