例文・使い方一覧でみる「ばら」の意味
スポンサーリンク...薔薇（ばら）が匂ふ... 
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...しばらくいるつもりだ...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...暫（しばら）くはただうめくばかりであったが...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...暫（しばら）く女中のいない男世帯としては...
徳田秋声 「あらくれ」
...邪魔（じやま）だとも云（い）はんねえしなあ」「俺（お）ら暫（しばら）く來（き）ねえから知（し）らなかつたつけが...
長塚節 「土」
...平次の女房お静はできるだけでしゃばらない...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...しばらくすると、郡役所で通訳の試験があるというので、十人ばかりの人といっしょに行きました...
久生十蘭 「手紙」
...それを追い散らしてから、金五郎は、端坐して、魚桶の前に腕組みしたまま、しばらく、動かなかった...
火野葦平 「花と龍」
...彼の病室の窓から眺められる南アルプスの山頂には雪が日毎にまばらになつて行つた...
堀辰雄 「恢復期」
...それでもしばらくたつと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...じぶんの一ばんいいばらの花をとってきて...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...しばらくこちらで」さきへ駈け抜けて...
森鴎外 「普請中」
...あの・独りでに割れ・はじけ・ばらばらにこわれる・樽は＊＊...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しばらくそこにお停りあれ」と...
吉川英治 「三国志」
...わけて高槻（たかつき）の高山右近と茨木（いばらき）の中川瀬兵衛の二将は...
吉川英治 「新書太閤記」
...しばらく言葉もないのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そいつが研師（とぎし）の宗理の手から、研（と）ぎ上がった二本の刀を受け取って帰って行きました」「船大工が？」「ヘエ、しかし、ひとつは、無銘の長い刀（やつ）、ひとつは新藤五という小脇差で、すばらしい名作、鑿（のみ）や手斧（ちょうな）なら知らないこと、船大工風情の手にある代物（しろもの）でないことは分っています...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...雑誌は“野ばら”というのだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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