例文・使い方一覧でみる「ばち」の意味


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...あなたはいったいわたしをどうお思いになって」葉子は火鉢(ひばち)の縁(ふち)に両肘(ひじ)をついて...   あなたはいったいわたしをどうお思いになって」葉子は火鉢の縁に両肘をついての読み方
有島武郎 「或る女」

...植木ばちに花を植えて...   植木ばちに花を植えての読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」

...(喜舎場朝賢(きしゃばちょうけん)氏の『琉球見聞録』参照...   氏の『琉球見聞録』参照の読み方
伊波普猷 「琉球史の趨勢」

...一妓(ひとりのぎ)社の后(うしろ)に入りて立かへり石の水盤(てうづばち)の涸(かれ)たる水を僅(わづか)に掬(すくひ)...   一妓社の后に入りて立かへり石の水盤の涸たる水を僅に掬の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...そのお使いにわたって来た金波鎮(こんばちん)...   そのお使いにわたって来た金波鎮の読み方
鈴木三重吉 「古事記物語」

...女は象牙の撥(ばち)を糸の上にはしらした...   女は象牙の撥を糸の上にはしらしたの読み方
田中貢太郎 「嬌娜」

...鼾(いびき)ごえや寝言など外部の音響(おんきょう)をも遮断(しゃだん)するに都合(つごう)が好かったもちろん爪弾(つまび)きで撥(ばち)は使えなかった燈火のない真(ま)っ暗(くら)な所で手さぐりで弾くのである...   鼾ごえや寝言など外部の音響をも遮断するに都合が好かったもちろん爪弾きで撥は使えなかった燈火のない真っ暗な所で手さぐりで弾くのであるの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...こういう時でなければちょっと読む機会のないような種類の読み物を十ページでも読むとすれば...   こういう時でなければちょっと読む機会のないような種類の読み物を十ページでも読むとすればの読み方
寺田寅彦 「電車の混雑について」

...いよいよ一(いち)か八(ばち)かだ...   いよいよ一か八かだの読み方
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」

...簿記台や長火鉢(ながひばち)...   簿記台や長火鉢の読み方
徳田秋声 「縮図」

...」と母親のお豊(とよ)は長火鉢(ながひばち)の鉄瓶(てつびん)を下(おろ)して茶を入れながら...   」と母親のお豊は長火鉢の鉄瓶を下して茶を入れながらの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...火鉢(ひばち)の前(まへ)に凝然(ぢつ)として居(ゐ)ては座敷(ざしき)へ上(あが)る鷄(にはとり)をしい/\と逐(お)ひつつむつゝりとして居(ゐ)る卯平(うへい)に小(ちひ)さな銅貨(どうくわ)を貰(もら)つては...   火鉢の前に凝然として居ては座敷へ上る鷄をしい/\と逐ひつつむつゝりとして居る卯平に小さな銅貨を貰つてはの読み方
長塚節 「土」

...茶の間には綺麗(きれい)な長火鉢(ながひばち)に鉄瓶(てつびん)が鳴っていた...   茶の間には綺麗な長火鉢に鉄瓶が鳴っていたの読み方
夏目漱石 「こころ」

...あんなに立派にしていらっしゃるんですもの」「そうか」と云ったなり道也先生は火鉢(ひばち)の灰を丁寧に掻(か)きならす...   あんなに立派にしていらっしゃるんですもの」「そうか」と云ったなり道也先生は火鉢の灰を丁寧に掻きならすの読み方
夏目漱石 「野分」

...それが出来ましたらベシン皿かあるいは丼鉢(どんぶりばち)へ先ず今の御飯を少し注(つ)いで摺り卸したチースを大匙一杯だけ振かけてまた御飯を注いでチースをかけて都合(つごう)四段にチースをかけてテンピの中で二十分間焼きます...   それが出来ましたらベシン皿かあるいは丼鉢へ先ず今の御飯を少し注いで摺り卸したチースを大匙一杯だけ振かけてまた御飯を注いでチースをかけて都合四段にチースをかけてテンピの中で二十分間焼きますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...人を騙したばちね...   人を騙したばちねの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...永享七年銘の鉄鉢(てつばち)...   永享七年銘の鉄鉢の読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...二本の撥(ばち)から...   二本の撥からの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「ばち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ばち」

「ばち」の英語の意味


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