...これをなさぬ者をかえってばか正直なるごとくに考えるにいたる...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...ばか正直だけが残った...
太宰治 「一日の労苦」
...一見ばか正直のようであって...
寺田寅彦 「ニュース映画と新聞記事」
...醜く・鈍く・ばか正直な・それでいて...
中島敦 「悟浄出世」
...ばか正直ともいいたいくらいである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうもばか正直でいかん...
山本周五郎 「新潮記」
...ばか正直ともいえるような一面すら持っている彼だ...
吉川英治 「黒田如水」
...生一本のばか正直というものじゃ」「聞き捨てにならんことをいう...
吉川英治 「三国志」
...おれがどうしてばか正直か」「ふだんの生活でも...
吉川英治 「三国志」
...おふくろもばか正直だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...貴様もまたばか正直に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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