...斑竹(はんちく)の笛(ふえ)を帯へさして...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...それから口に当てた斑竹(はんちく)の笛――相手はあの背(せい)の高い...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...斑竹(はんちく)の笛をふり上げて...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...七斤は象牙の吸口と白銅の雁首の附いている六尺余りの斑竹(はんちく)の煙管を手にして...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...わたしは斑竹(はんちく)の榻(とう)に腰をおろし燭をかざして四方の壁に掛けてある聯(れん)や書幅(しょふく)の詩を眺めた...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...階上が斑竹山房(はんちくさんぼう)の額(へんがく)を掛けた書斎である...
森鴎外 「安井夫人」
...本国田野村字仮屋(かりや)の虎斑竹(こはんちく)を根こじにして来たからの名である...
森鴎外 「安井夫人」
...斑竹(はんちく)のすだれ越しに...
吉川英治 「新・水滸伝」
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