例文・使い方一覧でみる「はば」の意味


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...何故と申し候はば...   何故と申し候はばの読み方
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」

...」と憚(はばか)る所あるらしく...   」と憚る所あるらしくの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...このねつたいを衆人環視の中ではばからずに言える源太...   このねつたいを衆人環視の中ではばからずに言える源太の読み方
伊丹万作 「余裕のことなど」

...あたりはばからぬ大きな声をたてた...   あたりはばからぬ大きな声をたてたの読み方
海野十三 「火星兵団」

...いはば世話物に多い様である...   いはば世話物に多い様であるの読み方
太宰治 「音について」

...これも謂はば地主の悴の贅澤の一種類にすぎないのだし...   これも謂はば地主の悴の贅澤の一種類にすぎないのだしの読み方
太宰治 「ダス・ゲマイネ」

...わかッたか? もちろんお前はばかじゃない...   わかッたか? もちろんお前はばかじゃないの読み方
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」

...彼のことばはばかげたもののように見られぬでもなかったが...   彼のことばはばかげたもののように見られぬでもなかったがの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...衛律(えいりつ)をもって完全に胡人(こじん)になり切ったものと見做(みな)して――事実それに違いなかったが――その前では明らさまに陵に説くのを憚(はばか)った...   衛律をもって完全に胡人になり切ったものと見做して――事実それに違いなかったが――その前では明らさまに陵に説くのを憚ったの読み方
中島敦 「李陵」

...口幅(くちはば)ったい様だが...   口幅ったい様だがの読み方
野村胡堂 「焔の中に歌う」

...通らでも事は済めども言はば近道の土手々前(どてでまへ)に...   通らでも事は済めども言はば近道の土手々前にの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...」すると学生はばかにしたように鼻でわらいながら答えました...   」すると学生はばかにしたように鼻でわらいながら答えましたの読み方
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」

...次の話の間がとぎれた時低い声ではばかる様に...   次の話の間がとぎれた時低い声ではばかる様にの読み方
宮本百合子 「グースベリーの熟れる頃」

...心ありてひくての綱のたゆたはば打ち過ぎましや須磨の浦波漁村の海人(あま)になってしまうとは思わなかったことです...   心ありてひくての綱のたゆたはば打ち過ぎましや須磨の浦波漁村の海人になってしまうとは思わなかったことですの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...はばかりながら御相手を致すであろう」と...   はばかりながら御相手を致すであろう」との読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...せっかく握っているものを手離すなんてことはばかげている」と...   せっかく握っているものを手離すなんてことはばかげている」との読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...紙のはばきを巻いて家の前を通る...   紙のはばきを巻いて家の前を通るの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...子供の親はばてれんをみな神のようにいう...   子供の親はばてれんをみな神のようにいうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「はば」の書き方・書き順

いろんなフォントで「はば」


ランダム例文:
仁賢   良吏   あと少し  

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