...globe においては根基は glb で喉音の g はその意味に咽喉のはたらきを加える...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「その方めしいの身といたしてきょうのはたらきは神妙であるぞ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...仏教が日本の文化に大なるはたらきをしたことはいうまでもないが...
津田左右吉 「日本精神について」
...支那に関する学問においては日本人のこの学術的能力が有効なはたらきをしなかったのみである...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...を尊重させるについて大なるはたらきをなすものである...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...日本の歴史は日本民族全体のはたらきによって発展して来たということである...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...体に楽をしていて金を儲(も)ける伎倆(はたらき)はねえんだから...
徳田秋声 「新世帯」
...お父さんもお母さんもはたらき者だったが...
徳永直 「こんにゃく売り」
...四十未滿のはたらき盛り...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...敵の身の働(はたらき)に心を置けば...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それによってわれわれの頭脳のはたらきを根本的に改造し...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...勞働(はたらき)のいさぎよさと健康が羨ましくもあるが...
長谷川時雨 「桑摘み」
...その一部分に行わるれば仲間中(なかまうち)の資本は間接に働(はたらき)をなして...
福沢諭吉 「旧藩情」
...そしてこれは人間の自然に對するはたらきかけが深刻になり...
三木清 「歴史哲學」
...彼は昼のあいだ某電機会社ではたらきながら...
山本周五郎 「季節のない街」
...いざと心をきめればこれだけのはたらきができる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...もう一ど船ではたらきたいからとせがんでたくみに龍巻(たつまき)を信じさせ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...貞観時代には素朴ながらも自由な幻想のはたらきが許されていた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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