例文・使い方一覧でみる「はし」の意味
スポンサーリンク...太都夫も丹濃も今は手古奈を及ばぬ戀と諦らめ別に言ひ交はした人さへ出來た位だが... 
伊藤左千夫 「古代之少女」
...はしたない真似はしまいとおもふ他の気持が...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...この時に箸（はし）がその河から流れて來ました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...すぐさまその家にいたり猶（なほ）委（くはし）く聞て...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...右手彼方には階（きざはし）高く大理石の円柱林立して...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ぶつつかりはしないかと思はれるほど近く掠（かす）めて行く多くの舟...
田山花袋 「朝」
...氣（き）が違（ちが）はいでをられうか？先祖（せんぞ）の衆（しゅう）の手（て）や足（あし）やを偶（ふ）と玩具（もてあそび）にはしはすまいか？手傷（てきず）だらけのチッバルトを血（ち）みどろの墓衣（はかぎ）から引出（ひきだ）しゃせぬか？狂氣（きゃうき）の餘（あま）り...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...箸（はし）を取っていた...
徳田秋声 「黴」
...もう彼らの喧騒（けんそう）に欺かれはしません...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また腕力を生むことになりはしないか？」「正義にはかないませんよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...もの事すべて患（わづ）らはし匂を嗅いで睡ります...
中原中也 「干物」
...私は和やかな田園に赴（はし）つた全てを忘（ばう）じ……転地と懸念のなさとで柔らかい欣びは研究に倦んじた我が精神を休めるのであつた...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...「へまはしない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...鵜のみにするときのかほつきを嗤ふ傍観者達が時々私の部屋に這入つて来たが私はやがてその姿を人に見せるのが厭はしくなつて来て...
牧野信一 「心象風景（続篇）」
...次に「梅かをる朝」といふ結句（けっく）は一句としての言ひ現はし方も面白からず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...はしまでとどいています...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...それも長続きはしないだろうし...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...誰にも洩らしはしません」「実はあの……夫人様（おくさま）のお顔を見ているうちに...
吉川英治 「三国志」
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