...もし死にはぐれたら大恥辱である...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...私達ははぐれぬ為に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...つい連れにはぐれた...
薄田泣菫 「茶話」
...与茂七さんにはぐれたから...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...はぐれた、というより、彼女は消えてしまった感じだ...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...はぐれた連れの者を呼びながら駈けて来たその声に驚かされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お連れの方にはぐれてはさだめて御迷惑と存じます」「連れと言いましても...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐ろしい雑沓でとうとう乗りはぐれてしまった...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...見はぐれるのはをかしいやうだけれども...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...はぐれた奴が釣れることもあるだろう...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...その様な個人主義(スタア意識)や道楽意識(稼業の暇々に「純粋」な仕事をすること)や利害の打算(どう転んでも食いはぐれぬと言う安心)のみであるとは僕は思わぬ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...己はぐずぐずすると電車に乗りはぐれる...
森鴎外 「里芋の芽と不動の目」
...参詣する人たちの混雑で見はぐれていたらしい...
山本周五郎 「柳橋物語」
...飢えと寝床に行きはぐれていた日吉は...
吉川英治 「新書太閤記」
...でも、行きはぐれても、離れても、いつのまにか、性善坊と、この覚明のふたりだけは、善信のそばへ戻ってきていた...
吉川英治 「親鸞」
...孔子は鄭(てい)で弟子にはぐれ...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??