...南蛮紅毛(こうもう)の甲比丹(かびたん)がまづ日本に舶載(はくさい)したるも...
芥川龍之介 「骨董羹」
...」いや、お前はくさい...
太宰治 「散華」
...蕾付(つぼみつき)の白菜(はくさい)一株(ひとかぶ)を採(と)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...輪廓にして舶載(はくさい)した品物である...
夏目漱石 「イズムの功過」
...舶載(はくさい)したばかりの洋麻の蕃拉布(ハンドカチフ)を...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...今なら「こめ」「はくさい」「しほざけ」と云ふに違ひない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あんなのはくさいと小母さんに申したのは本年の五月でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十一年八月孫博済(はくさい)病院の医員となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...学医伝業薄才伸(いをまなびぎょうをつたえてはくさいのぶ)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...舶載(はくさい)の毛氈(もうせん)をのべて...
吉川英治 「私本太平記」
...――市でも近ごろ見なくなった舶載(はくさい)の上茶だの...
吉川英治 「私本太平記」
...(鵜沼(うぬま)の虎はくさいぞ)(前から治郎左衛門は...
吉川英治 「新書太閤記」
...この安土へ蒐(あつ)めた舶載(はくさい)の品々...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはり舶載物(はくさいもの)か」「いいえ...
吉川英治 「親鸞」
...舶載(はくさい)の唐紙(とうし)一枚にめぐり会う時は...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...舶載(はくさい)のエレキテルだの...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...舶載(はくさい)の毛氈(もうせん)をひろく敷きこんで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...舶載(はくさい)の物産や...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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