...何の変った様子も見せてはくれないのでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...かたぎの女が外ではくフェルト草履(ぞうり)をぱたぱた言わせてマワシの客の部屋へ急ぐお女郎の姿が見えた...
高見順 「いやな感じ」
...そんなにこはくもないけれど...
太宰治 「お伽草紙」
...胃腸が悪いんでしょうな」こう言って型のごとき薬を医師はくれた...
田山花袋 「田舎教師」
...土人の中には大きな石鹸(せっけん)のような格好をした琥珀(こはく)を二つ...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...高さはギルボアと伯仲(はくちゆう)の間なり...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...軽薄(けいはく)なる二豎子(じゅし)のために吾校(わがこう)の特権を毀損(きそん)せられて...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...けれど私達は初めからそれを白眼(はくがん)でみました...
水野仙子 「冬を迎へようとして」
...おれはそんなことはくそとも思わねえ...
山本周五郎 「さぶ」
...気味の悪い野白色(のはくしょく)の光りを放っている解剖台で御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...共にこれまでたずさえ合って逃げ走って来たというわけです」「ああそうですか」呂伯奢(りょはくしゃ)はひざまずいて...
吉川英治 「三国志」
...彼の地盤はくつがえりましょう」「予もそう考えていたところだ...
吉川英治 「三国志」
...沈湎蒼白(ちんめんそうはく)...
吉川英治 「三国志」
...そこでバラバラと銭(ぜに)や拍手(はくしゅ)を投げる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一(いっ)こう懲(こ)らしてはくれない...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの白面郎(はくめんろう)貞盛という食わせ者だ...
吉川英治 「平の将門」
...いい子だからもうお寝なさい……時刻ですよ……もうお寝なさい」とカテリーナ・リヴォーヴナはくり返した...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...剥落(はくらく)はずいぶんひどいが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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