...紅(くれない)蹴返す白脛(しらはぎ)はたわけき心を乱すになむ...
泉鏡花 「活人形」
...綿紗(モスリン)の袍(うはぎ)とも...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...渋柿)*白い萩(はぎ)がいいという人と...
寺田寅彦 「柿の種」
...ほてる脛(はぎ)に絡(まつ)わる長襦袢(ながじゅばん)の...
徳田秋声 「あらくれ」
...枯萩(かれはぎ)の枝にものが光る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一同の眼はぎらぎらと光を帶びて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...」周平はぎくりとして振り向いたが...
豊島与志雄 「反抗」
...――何故つて衣類や上着(うはぎ)や外套やその他色んなものを私たちは作るんですから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それは音楽的なおいはぎども――ギタアやマンドリンにつれて歌う男女たちをのせた一隻のボオトで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...日のまぶしさにしかめつつやせ衰えた脛(はぎ)をふんばり...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...百姓どもはぎくっとし...
宮沢賢治 「オツベルと象」
...耕一はぎょっとしましたけれどもやっぱり口笛を吹いて歩いて行きました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...」はぎ野はかぶりをふって見せたが...
室生犀星 「野に臥す者」
...」はぎ野は思いがけなく...
室生犀星 「野に臥す者」
...神武紀孔舎衛坂(くさえのさか)の戦の条に「流矢ありて五瀬命(いつせのみこと)の肱脛(ひじはぎ)に中(あた)れり云々」...
柳田國男 「地名の研究」
...転(まろ)びながらも歯軋(はぎし)りして...
吉川英治 「剣の四君子」
...石秀はぎょっとした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの依怙地(えこじ)な代官の萩原年景(はぎわらとしかげ)が...
吉川英治 「親鸞」
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