...穀物をはかる乾燥物計器には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...おしはかるだに、その性(さが)の恐しときく荒神(あらがみ)も御気色(みけしき)いとゞ麗はしく在(いま)すが如くおもほえて、御手(みて)にはわれが心(しん)の臓(ぞう)、御腕(おんかひな)には貴(あて)やかにあえかの君の寝姿(ねすがた)を、衣(きぬ)うちかけて、かい抱(いだ)き、やをら動かし、交睫(まどろみ)の醒(さ)めたるほどに心(しん)の臓(ぞう)、さゝげ進むれば、かの君も恐る恐るに聞(きこ)しけり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...スミス中尉」とリット少将はかるくいましめて...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...平和的解決をはかるために...
海野十三 「海底都市」
...悪に長(た)けた三十九名が気を合わせて証拠湮滅(しょうこいんめつ)をはかるのだから...
海野十三 「キド効果」
...東へ三十尺(九・一メートル)はかるのだが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...解決の便宜をはかる必要がある...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なお旧来の迷信を利用して民を治めんとはかることは...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...理科の進歩をはかるには社会の状態から改めて...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...熱をはかるために...
久生十蘭 「キャラコさん」
...改めて栄達をはかることにしたのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...普通の小説と別のテクニックを必要とするのであって普通の小説をはかるものさしで探偵小説を評価するのは間違っているということになる...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...どうしてもそこを標準にして健康をはかるものだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...通常は生計をはかることで精力を費やし...
矢部貞治 「政治学入門」
...甲斐はかるい風邪にかかって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...連絡をはかる策がない...
吉川英治 「黒田如水」
...曹仁は、大いに怒って、小癪(こしゃく)なる玄徳が輩、ただちに新野へ押し寄せて、部下の怨みをそそぎ、眼にもの見せてくれんといきり立ったが、その出兵に当って、李典にはかると、李典は断じて反対を称えた...
吉川英治 「三国志」
...忘れてた……今はかるよ...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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