...これには僕よき計策(はかりごと)あり」とて...
巌谷小波 「こがね丸」
...「爰(ここ)によき計(はかりごと)こそあれ...
巌谷小波 「こがね丸」
...悪魔のはかりごとがあるとでもいうのでしょうか...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...馬場和泉守こと槍垣の門徒共を語らひ当家を傾けんとして寄々(より/\)謀(はかりごと)を廻(めぐら)す由...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...意地でも謀(はかりごと)の裏かいてやりとうなりなさるし...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...残ラズ兄ガ謀(はかりごと)ヲ白状シタカラ...
中里介山 「大菩薩峠」
...寄り集りて術計(はかりごと)のうちに落しいれる如きを憐れめど...
樋口一葉 「花ごもり」
...この里に住む八十余の翁に就いて謀(はかりごと)を問う...
南方熊楠 「十二支考」
...それ人の使を殺し人の謀(はかりごと)を絶つは古の通議にあらざるなり...
南方熊楠 「十二支考」
...謀(はかりごと)を議して...
吉川英治 「三国志」
...五……袁紹は謀事(はかりごと)をこのむが...
吉川英治 「三国志」
...二敵中作敵の計(はかりごと)が見事成功したのを望んで...
吉川英治 「三国志」
...計(はかりごと)のためなりと...
吉川英治 「三国志」
...計(はかりごと)に乗せられて...
吉川英治 「三国志」
...それこそ蜀の間諜の計(はかりごと)に過ぎないと...
吉川英治 「三国志」
...伊那丸(いなまる)がたのはかりごとにおちて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敵を内から切り崩すにかぎる)勝家は謀(はかりごと)の手段を密々...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵にも計(はかりごと)のあることは明らかでもある...
吉川英治 「源頼朝」
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