...布のはかどりぐあいと完成する日にちをしらべてくることでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「はだかの王さま」
...事業も順調にはかどり...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...仕事がはかどり気持が明るかった...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...旅はなかなかはかどりませんでした...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...思ひのほかにペンははかどり...
林芙美子 「浮雲」
...修理はどの程度はかどりましょうか」「四五日だ」「四日目でございましょうか...
本庄陸男 「石狩川」
...研究のはかどりに就いての報告...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...仕事のはかどり憎さに伴れて冒頭の如き「何故――」を呟く自分を惨めに思つた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...目が醒めさへすれば文学々々々々そればかりを口にしてゐながら如何して斯う文学の仕事ははかどりにくいものだろう...
牧野信一 「日記より」
...吐き出す息のみが目醒しくて刻々と蝸牛のはかどりに陥入つてゐた...
牧野信一 「剥製」
...発熱後はいつも頭脳明瞭にして仕事の捗取(はかどり)非常に早ければ昨年頃までは徹夜して為したる仕事多かりしが...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...天上沢の路は案外はかどりそうで...
松濤明 「槍ガ岳」
...なかなかはかどりません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...のくちだからどうもはかどりません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...乗物でまいれば道もはかどりましょう...
山本周五郎 「新潮記」
...ずっと楽だし仕事もはかどり...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...輸送は少しもはかどりませぬ...
吉川英治 「三国志」
...はかどりっこないのである...
吉川英治 「神州天馬侠」
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