...のろまのハンスが言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...のろまのハンスが言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...阿呆(あほう)、ぐず、のろま、意久地(いくじ)なしは云ふに及ばず、気取り屋、おしやべり、臆病、卑怯、未練、ケチンボ、コセツキ屋、悧巧者、ひとりよがり、逆上家、やきもち屋、愚痴こぼし、お世辞屋、偽善者、偽悪者、影弁慶...
伊藤野枝 「サニンの態度」
...ほんとに汝(おまへ)さんのやうな鈍間(のろま)なんざ...
薄田泣菫 「茶話」
...お前さんは御亭主をのろまだと云つて低能児扱ひにするし...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...のろまに見える者は無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そののろまで無能な私も...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...のろまの清次とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...もしこの男ののろまな表現を理解してやるだけの忍耐を有(も)つならば...
中島敦 「狼疾記」
...とかく女の耳は愚圖(のろま)つたらしい...
長谷川時雨 「夏の女」
...のろまな連中が遅れてやってくる...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...山川のようなのろまに...
久生十蘭 「蝶の絵」
...「あんまり鈍間(のろま)らしくつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...これもあんまり評判を取ったおかげだ! 僕はもっとずっとのろまに生れるか...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...なんてのろまな子だろう...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...塩田良三(りょうさん)が野呂松(のろま)狂言を演じ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...またのろまな動物のように...
吉川英治 「江戸三国志」
...変わっておったよ」野呂間(のろま)な姿までが...
吉川英治 「松のや露八」
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