...のろまのハンスは王さまになりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...牛のやうに鈍間(のろま)で...
薄田泣菫 「茶話」
...莫迦々々(ばかばか)しく野呂間(のろま)で...
谷譲次 「踊る地平線」
...こののろまのおかげで三十年の学窓生活をつづけて来た...
寺田寅彦 「柿の種」
...あの利口な国民がこのうえなしにのろまな国民を征服して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...のろまばかりそろってやがる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ジャヴェルから名前を忘れられた「こわがったに違いない野呂間弁護士(のろまべんごし)」たるマリユスについては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...紙屑買ののろま清次は水たまりのところまで息せき切って避難してみたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...のろま清次はほんとうに驚いてしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...上べはのろまに見せて...
中里介山 「大菩薩峠」
...のろまな哀願的人物である...
中島敦 「光と風と夢」
...とかく女の耳は愚圖(のろま)つたらしい...
長谷川時雨 「夏の女」
...のろまな足どりで檻から檻へと足を曳(ひ)きずったりしている...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...が五六間も進むと、また以前と同じやうな、のろまな、疲れたやうな足どりになつてしまつた...
北條民雄 「道化芝居」
...のろまども...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...何というのろまでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...またのろまな動物のように...
吉川英治 「江戸三国志」
...のろまな声をだして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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