例文・使い方一覧でみる「のみ口」の意味

...嗚呼悲歌慷慨の政客何ぞ独り排日問題をのみ口にしてジャムを口にせざるや...

永井荷風「偏奇館漫録」

...あらぬ事のみ口走る... あらぬ事のみ口走るの読み方

夏目漱石「薤露行」

...のみ口から酒を飲み――再びたるを背中につけた馬上の私をとりまいて...

牧野信一「ビルヂングと月」

...千丈の滝の岩間やむら紅葉　　　非風といふ友人の句のみ口に浮びて発句など思ひもよらず雲間より滝の落ちくる紅葉かな　　　鳴雪湖を滝におとすやむら紅葉　　　同などものされたる翁の筆力また恐ろし...

正岡子規「日光の紅葉」

...あらぬ事のみ口走りおりたるを一先ず中之島署に保護し... あらぬ事のみ口走りおりたるを一先ず中之島署に保護しの読み方

夢野久作「少女地獄」

...よろしく」とのみ口上で答え... よろしく」とのみ口上で答えの読み方

吉川英治「三国志」

...あらぬことのみ口走っている... あらぬことのみ口走っているの読み方

吉川英治「鳴門秘帖」

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