例文・使い方一覧でみる「ので」の意味

...いつもいつも同（おな）じ状態（じょうたい）になるのでございまして... いつもいつも同じ状態になるのでございましての読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...斬首刑吏は犠牲者の着衣を貰うことになっていたので... 斬首刑吏は犠牲者の着衣を貰うことになっていたのでの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...大体一秒間に十六回以上明滅（めいめつ）するちらつきには感じがないのです... 大体一秒間に十六回以上明滅するちらつきには感じがないのですの読み方
海野十三「鬼仏洞事件」

...気まずい衝突を避けるのである... 気まずい衝突を避けるのであるの読み方
太宰治「佳日」

...迷惑だろうがどうにか始末をしてもらいたいと頼んだら「いただきます」と答えてニコニコしていたので安心した...
寺田寅彦「病室の花」

...無限の拡がりを持ち得る或物だったのである... 無限の拡がりを持ち得る或物だったのであるの読み方
豊島与志雄「必要以上のもの」

...これがまた全く釣合（つりあい）というものを無視した細いもので... これがまた全く釣合というものを無視した細いものでの読み方
中谷宇吉郎「南画を描く話」

...主人の手あぶりの角を見ると春慶塗（しゅんけいぬ）りの巻煙草（まきたばこ）入れと並んで越智東風君（おちとうふうくん）を紹介致候（そろ）水島寒月という名刺があるので... 主人の手あぶりの角を見ると春慶塗りの巻煙草入れと並んで越智東風君を紹介致候水島寒月という名刺があるのでの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...それが将来あなたがたの幸福の一つになるかも知れないと思うと黙（だま）っていられなくなるのです...
夏目漱石「私の個人主義」

...甫（はじ）めてもって士と称するに足るのである... 甫めてもって士と称するに足るのであるの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...それは実に心を痛ましめるものである... それは実に心を痛ましめるものであるの読み方
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「トニオ・クレエゲル」

...なるたけ本郷区内という注文をしたのである... なるたけ本郷区内という注文をしたのであるの読み方
宮本百合子「思い出すこと」

...桃子が吹いているのである……）浮山　……モモコ... 桃子が吹いているのである……）浮山　……モモコの読み方
三好十郎「冒した者」

...つぎの障子戸までしずかに忍びよったのである... つぎの障子戸までしずかに忍びよったのであるの読み方
室生犀星「香爐を盗む」

...彼女はその精神異状によって証明致しておりますので... 彼女はその精神異状によって証明致しておりますのでの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...二手に別れて攻めまくったので遂に支（ささ）えきれず... 二手に別れて攻めまくったので遂に支えきれずの読み方
吉川英治「三国志」

...「――対面とまで行けばもうしめたものだが」先は雲みたいなものである...
吉川英治「新書太閤記」

...もう丘の道を登っているので... もう丘の道を登っているのでの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「ので」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ので」