...のそりのそりと歩いていたから...
有島武郎 「火事とポチ」
...このそりは、広場を二回、ぐるぐるまわりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...そのそりは二回ばかり...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...カイをじぶんのそりにいれて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...いすからのそりと立ち上がった...
海野十三 「金属人間」
...のそりのそりとやって来ました...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...書斎からのそり/\這ひ出して来て...
薄田泣菫 「茶話」
...おんなじ宿命を負はされてゐる!のそり/\と藪から蟇が出て来た...
種田山頭火 「其中日記」
...その駅逓馬車の脇に沿うて丘をのそりのそりと登っていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...のそり/\檐下(のきした)から引き出して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...のそりのそりと暗いところをあちらへ向けて歩んで行く...
中里介山 「大菩薩峠」
...――敬太郎は狐憑(きつねつき)のようにのそりと立っていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...のそりと火鉢(ひばち)の傍(そば)へ坐(すわ)つて...
夏目漱石 「門」
...のそりと暗い往来へ出掛けて行き...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ドアを閉めた二頭立てのそりがあった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...チャルメラを吹き立てて浅草から上野公園へのそりのそり...
山本笑月 「明治世相百話」
...のそり/\先きに立つて歩いて行くと後から脊負子を脊に...
吉江喬松 「山岳美觀」
...道理でおれの腹も減(へ)っている」のそりのそり...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索