例文・使い方一覧でみる「のし」の意味

...「他人之退而不隠者（たにんのしりぞいてかくれざるものは）殆不可同日論（ほとんどどうじつにろんずべからず）」とか云う... 「他人之退而不隠者殆不可同日論」とか云うの読み方
芥川龍之介「上海游記」

...それだけの才能があるかどうかという事になると判断のしようが無くなる...
有島武郎「生まれいずる悩み」

...そして、そのしるを、あなたの血の中にそそぎこみます... そして、そのしるを、あなたの血の中にそそぎこみますの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「アンネ・リスベット」

...和睦（わぼく）のしるしなるべし... 和睦のしるしなるべしの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...仕事のしよいように並べた... 仕事のしよいように並べたの読み方
海野十三「超人間Ｘ号」

...そして秘密の通路や秘密のしかけなどを... そして秘密の通路や秘密のしかけなどをの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...たのしんでいるじゃないですか... たのしんでいるじゃないですかの読み方
太宰治「市井喧争」

...横町のしる粉屋などへぞろぞろ入って行くのを見たりすると... 横町のしる粉屋などへぞろぞろ入って行くのを見たりするとの読み方
徳田秋声「縮図」

...自分で自分のしたことに覚えがないといいますが... 自分で自分のしたことに覚えがないといいますがの読み方
トルストイ米川正夫訳「クロイツェル・ソナタ」

...我ながら気の利いて間の抜けた昨夜のしくじりを取り返そうという自信のほどが...
中里介山「大菩薩峠」

...自己の周囲の凡てに「限られたるもののしるし」を認めて胸をさされるのであった...
中島敦「狼疾記」

...誠之進（せいのしん）という幼名で通っていた... 誠之進という幼名で通っていたの読み方
夏目漱石「それから」

...あらゆる罵（ののしり）り声だのが取り入れてあった... あらゆる罵り声だのが取り入れてあったの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...お光が気乗りのしない掛声をして... お光が気乗りのしない掛声をしての読み方
牧野信一「父の百ヶ日前後」

...空想力もゆたかでたのしんでいるところ遙かに面白かった... 空想力もゆたかでたのしんでいるところ遙かに面白かったの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...これはわが朝のしきたりです... これはわが朝のしきたりですの読み方
吉川英治「三国志」

...それをたのしみに... それをたのしみにの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...あるいは無性格のしるしとして... あるいは無性格のしるしとしての読み方
和辻哲郎「藤村の個性」

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