...怪塔ロケットの尾翼をねらって...
海野十三 「怪塔王」
...わが地球をねらってこちらへ進んでくるふしぎな星があるということだ...
海野十三 「三十年後の東京」
...あっ! ピストルです! 三挺(ちょう)のピストルがこちらをねらっているのです...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...尾垣派がまだ俺をつけねらっているのか...
高見順 「いやな感じ」
...際(すき)をねらって掠(さら)って行かれてしまう...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この部落の人たちはみんな花江さんをねらって...
太宰治 「トカトントン」
...よい機会をねらっているのかも知れない...
太宰治 「待つ」
...現在の発明家のねらっている立体映画はいずれもステレオスコピックな効果によるものであるが...
寺田寅彦 「映画芸術」
...あたしをつけねらってる者があるということが...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...君はあの軍曹をねらっているが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ヘロデ王がイエズスの生命をねらっていることを天使から知らされ...
永井隆 「この子を残して」
...大黒様のお尻(しり)の辺をねらってまっしぐらに突進して来たのだった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...わたしがほかへ気を取られているすきをねらって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...革命理論の誤謬を実際的に批判する能力は持っていないというギャップをねらっています...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...自分の命(いのち)をねらっている敵(てき)がそんなにもたくさんいることを聞かされますと...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...哲也は又かねてから音絵をねらっていた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...竜造寺が長崎をねらっている...
和辻哲郎 「鎖国」
...ロシア人の心があたかも獲物をねらう鷲のごとくこの力をねらっているように感じるだろう...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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