...あのねぼけたような音のたいこです...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...ときどきねぼけたような音でたいこが鳴るだけでした...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...なかばねぼけたような蓉子が...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...ねぼけたような鶯が鳴いている...
久生十蘭 「あなたも私も」
...あたしがねぼけたような声でいった...
久生十蘭 「だいこん」
...ねぼけたような音で十一時をうった...
久生十蘭 「肌色の月」
...高間惣七のねぼけたような花園の大きい油絵がかかって居りましたか?やっと今...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(ねぼけたような調子で...
三好十郎 「その人を知らず」
...「躯でも悪いのか」「いいえ」とゆきをのねぼけたような返辞が聞えた...
山本周五郎 「薊」
...「あのねぼけたような顔がきゅっとちぢまり...
山本周五郎 「季節のない街」
...ねぼけたような、もったりした声で、続いて大きな欠伸(あくび)をするのが聞えた...
山本周五郎 「風流太平記」
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