...いかに求食(あさる)ともねぶるとも此羽たゝきをきゝあやまらず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...微睡むこともなくねぶることもなからん...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...あたかも肉なき鶏の肋を口にねぶるに似たりとの思し召かと拝察いたす...
吉川英治 「三国志」
...がたがた骨慄(ほねぶる)いしている女房と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ただ津々(しんしん)と地下泉の湧く渚(なぎさ)に舌をねぶる獣(けもの)のうつつなさといった姿態(しな)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一滴の酒をねぶることもゆるさぬ家憲(かけん)でござりますゆえ」「得たり賢(かしこ)し...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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