例文・使い方一覧でみる「ねばり」の意味


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...手足が動くことは動いても生きた人間のそれらしい弾力やねばりがなく...   手足が動くことは動いても生きた人間のそれらしい弾力やねばりがなくの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...その血は時としてあまりねばりづよくてあさましくなるが...   その血は時としてあまりねばりづよくてあさましくなるがの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...やさしい五月の死びとよわたしは緑金の蛇のやうにのたうちながらねばりけのあるものを感觸しさうして「死」の絨毯に肌身をこすりねりつけた...   やさしい五月の死びとよわたしは緑金の蛇のやうにのたうちながらねばりけのあるものを感觸しさうして「死」の絨毯に肌身をこすりねりつけたの読み方
萩原朔太郎 「青猫」

...いつまでもへんにねばりついてゐる彼の言葉を見よ...   いつまでもへんにねばりついてゐる彼の言葉を見よの読み方
萩原朔太郎 「定本青猫」

...じつにねばり強い靈魂感覺の表現だ...   じつにねばり強い靈魂感覺の表現だの読み方
萩原朔太郎 「定本青猫」

...それに彼女の(十二字不明)がねばりついていた...   それに彼女のがねばりついていたの読み方
葉山嘉樹 「淫賣婦」

...両国人雑居の条約を楯(たて)にとってねばり強い抗議を持ちこむより外に手はなかった...   両国人雑居の条約を楯にとってねばり強い抗議を持ちこむより外に手はなかったの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...落ちたら出る事ならぬ穽(おとしあな)や木葉に黐(もち)塗りて虎に粘(ねばりつ)き狂うてついに眼が見えぬに至らしむる設計(しかけ)等あるが...   落ちたら出る事ならぬ穽や木葉に黐塗りて虎に粘き狂うてついに眼が見えぬに至らしむる設計等あるがの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...病(や)みあがりの髪(かみ)は妙にねばりが強くなって...   病みあがりの髪は妙にねばりが強くなっての読み方
宮本百合子 「秋毛」

...芸術家としての彼のねばりのきつかった工合...   芸術家としての彼のねばりのきつかった工合の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...柄にねばりついて離れぬので驚いて振ったり...   柄にねばりついて離れぬので驚いて振ったりの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...其ねばりを黐の代りにする...   其ねばりを黐の代りにするの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...云いくるめるまでの精力的なねばりの強さとは無敵であった...   云いくるめるまでの精力的なねばりの強さとは無敵であったの読み方
山本周五郎 「思い違い物語」

...ねばり強さと逞(たくま)しさを示していた...   ねばり強さと逞しさを示していたの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...ねばり強い精気が感じられた...   ねばり強い精気が感じられたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...飽くまでねばり強く...   飽くまでねばり強くの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...お蝶の腕へねばりついて...   お蝶の腕へねばりついての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...めずらしく、秀吉の石に、ねばりがあり、於通も勝つになかなか骨が折れた...   めずらしく、秀吉の石に、ねばりがあり、於通も勝つになかなか骨が折れたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「ねばり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ねばり」

「ねばり」の英語の意味


ランダム例文:
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