...大きなセミのぬけがらみたいです...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...十五センチのカブトムシがぬけがらになってころがってしまっても...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...あやしいぬけがらその日の夕方...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...セミのぬけがらみたいなもんです...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...カブトムシのぬけがらのことと...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...大カブトムシのぬけがらをおりたたみもしないで...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...カブトムシのぬけがらが...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...自分の心痛を脱穀(ぬけがら)のように振るい落とすことができたのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...空(むな)しき脱穀(ぬけがら)のごとくに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ぬけがらの道行と違って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことに近頃は魂(たましい)の抜殻(ぬけがら)になっちまったんだから」「そう気を腐(くさ)らせないで...
夏目漱石 「行人」
...ことに芸術家で己の無い芸術家は蝉(せみ)の脱殻(ぬけがら)同然で...
夏目漱石 「道楽と職業」
...蝉(せみ)の脱殻(ぬけがら)みたいな老人になっている...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...我にもあらで脱殻(ぬけがら)のようになって居る...
正岡子規 「恋」
...本邦で蛇の脱皮(ぬけがら)で湯を使えば膚(はだ)光沢を生ずと信じ...
南方熊楠 「十二支考」
...毛布は暖かいぬけがらになって殘りました...
宮澤賢治 「氷と後光」
...蝉(せみ)の脱殻(ぬけがら)が忘れずに歌われてあるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...肝腎の物のぬけがらである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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